GoogleのジェネレーティブAI「Bard」が13日に、ユーザー体験を一層向上させるための大規模なアップデートを公開しました。
このアップデートにより、Bardは40以上の言語に対応し、世界中のユーザーが自分の母国語でBardを利用できるようになりました。
今回追加された機能として以下のようなものがあります。
- 40以上の言語対応:アラビア語、中国語、ドイツ語、ヒンディー語、スペイン語など、40以上の言語でBardを利用できます。
- 音声読み上げ:Bardの回答を音声で確認できます。新しい言語の学習や詩の朗読などに役立ちます。
- 会話の固定と名称変更:Bardとの会話を保存し、名前を変更できます。後で参照するための機能です。
- コードのエクスポート:Google Colabに加えて、PythonコードをReplitにエクスポートできます。
- 回答の共有:Bardとの会話の一部またはすべてを友人と共有できます。
- 画像の使用(英語のみ対応):プロンプトとともに画像をアップロードし、Bardが写真を分析します。
- 回答の調整(英語のみ対応):Bardの回答のトーンとスタイルを5つのオプション(シンプル、ロング、ショート、プロフェッショナル、またはカジュアル)に変更できます。
特に注目なのは、プロンプトでの画像が使える機能でしょうか?
これは同社のGoogleレンズという画像認識AIサービスをBardに統合したもので、ユーザーがプロンプトとして画像をアップロードすることで、Bardがその画像を分析し、関連する情報や洞察を提供します。
しかし、現在は英語でのみ利用可能になっています。