2024年8月8日、GoogleはGoogle Meetにおいて、AIが自動で会議のメモを取る新機能「Take notes for me」をまもなくリリースすることを発表しました。エンドユーザーがこの機能を利用できるようになる前に、管理者は新たに追加された管理コンソール設定を使って、ユーザーがこのGoogle AIメモ機能を利用できるかどうかを事前に設定することが可能です。
この設定は、管理コンソールの「Apps > Google Workspace > Google Meet > Gemini設定 > Google AIメモ機能」から行うことができ、Meetのトランスクリプト機能の設定と同様に、組織単位(OU)やグループごとに機能のテストと展開を柔軟に管理することができます。
「Take notes for me」は、Gemini Enterprise、Gemini Education Premium、またはAI Meetings & Messagingアドオンを持つ顧客向けに提供されます。この機能を利用できるのは、これらのライセンスが割り当てられたユーザーに限られます。
この機能のエンドユーザー向けの提供開始時期については、今後数週間内にWorkspace Updatesブログで追加情報が提供される予定です。
なお、メモのドキュメントは会議主催者のドライブフォルダに保存され、組織で設定されたMeetの保持ポリシーに従います。現在、Workspace Labsやアルファ版でこの機能をテストしている場合、ドライブの保持ポリシーからMeetの保持ポリシーに変更されることになります。
管理者は、この機能がデフォルトで「オン」になっていることに留意し、OUやグループレベルでの設定を行うことができます。全ユーザーに一斉に機能を提供する場合、初期設定を「オフ」にしておき、ロールアウト完了後に「オン」に切り替えることを検討することも可能です。
新しい管理者設定の段階的なロールアウトは、2024年8月13日から開始され、8月21日までに完了する予定です。この機能は、Gemini Enterpriseアドオン、Gemini Education Premiumアドオン、およびAI Meetings & Messagingアドオンを持つGoogle Workspaceの顧客が利用できます。
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