GoogleのAI「Gemini」、Wear OS搭載スマートウォッチで利用可能に

Googleは本日、AIアシスタント「Gemini 1」がWear OS by Google搭載の一部スマートウォッチで順次利用可能になると発表しました。国内ではGoogle PixelおよびSamsungの対応スマートウォッチが対象となり、日常の様々なシーンで、より便利かつ直感的にAIを活用できる環境が整います。

今回の対応により、スマートフォンで提供されている高度なGeminiのAIモデルがスマートウォッチ上でも動作。ユーザーはスマートフォンを取り出さずに、サイドボタンの長押しや「OK Google」と話しかける、またはGeminiアプリのアイコンをタップするだけでAIアシスタントを呼び出すことが可能となります。タスク管理や情報収集、リマインドなどの操作が、これまで以上に自然かつ効率的に行える点が特徴です。

たとえば、「今日は傘が必要?」と天候を確認したり、「エミリーからの最新のメールを要約して」と指示してGmailの内容をまとめてもらうなど、スマートウォッチ単体で多様なGoogleアプリと連携したアクションが完結します。また、「来週の日曜日午後1時に予定をカレンダーに追加して」と伝えるだけで予定の登録が完了。「歯医者の住所を教えて」「そこまで案内して」といった位置情報やナビゲーションにも即応します。

さらに、ユーザーが記憶しておきたい情報(例:ロッカー番号や駐車場所)もGeminiに話しかけて保存でき、必要なときに即座に呼び出すことができます。タイムリーなリマインダーの設定や、カスタムプレイリストの作成など、日々の細かなタスクもAIがサポートします。

Geminiによるこれらの機能をフル活用するには、ペアリングされたスマートフォン側のGeminiアプリで権限設定を有効にする必要があります。今後数週間かけて、Wear OS 4以降を搭載したスマートウォッチへ順次展開予定です。なお、今年後半に予定されているWear OS 6へのアップグレード後は、各ブランド独自のアプリも引き続き利用可能となります。

引用

Wear OS by Google スマートウォッチで Gemini を使う方法

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