FRONTEO、企業の技能伝承を支援するKIBIT版RAG搭載AIシステム「匠KIBIT零」をリリース

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AIシステム「匠KIBIT零」をリリース独自アルゴリズムで最適解を提示、オンプレミスにも対応

株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下 FRONTEO)は、AIを活用して企業の知見や技能の伝承を支援するAIシステム「匠KIBIT零(タクミキビットゼロ)」(https://kibit.fronteo.com/products/takumi-kibit-zero/)の提供を開始することをお知らせします。

匠KIBIT零は、製造業、建設業、研究・開発系企業などの固有の知識や知見、匠=熟練技術者の持つ技能やノウハウを蓄積し、独自のデータベースとして活用可能とする、ナレッジシェアAIシステムです。現場スタッフなどが、業務に関わる技術や知見などについて質問を入力すると、AIがデータベースから適切な対処方法や知識を迅速に抽出・回答します。さらに、問題解決に該当する適切な内容がデータベースに存在しない場合は、AIが有識者を選定して回答を依頼し、回答作成後、データベースへの情報追加と質問者への通知を行います。 

自社開発AI「KIBIT(キビット)」独自の自然言語処理アルゴリズムにより、時代や部署によって形式の異なる非構造化(未整理)データを解析できることに加え、概念検索*1を用いて、類似性・関連性の高い内容を的確に検出します。また、RAG*2機能によって、生成AIを搭載したQ&Aシステムで課題とされるハルシネーション*3のリスクを回避し、信頼性のある最適解を導きます。

*1 自然言語処理において、情報を内容の類似性・関連性に基づき検索する手法。特定の文字列やキーワードを含まない情報、表記ゆれや特殊用語を含む情報でも検出することができる。

*2 Retrieval Augmented Generation(検索拡張生成)。大規模言語モデル(LLM)によるテキスト生成に、別の外部情報から取得した検索結果を組み合わせ、回答精度や信頼性を向上させる技術。

*3 AIが事実に基づかない情報や、実際には存在しない情報を自動生成することにより、誤った回答が提示される現象。

運用イメージ運用イメージ

【匠KIBIT零の特徴】

1. 大量のデータに対応可能。独自のアルゴリズムを用いた概念検索で迅速に最適解を提示

独自の自然言語処理アルゴリズムにより、非構造化データの取り扱いやドキュメント検索が可能。優れた処理性能により、企業の蓄積する数十万件の大量データや数十年分の情報もカバーできます。一方、データが少ない場合でも、概念検索により、類似性・関連性の高い内容を的確に検出します。

2. クローズド環境で門外不出の機密情報を守る、安心のオンプレミス対応

KIBITの概念検索機能は、オンプレミスのクローズド環境での利用が可能。機密・機微情報の漏洩リスクを低減します。ユーザー企業の社内システムとAPI*4で連携し、自社で契約をしている生成AIの機能を活用することも可能です(オンプレミスからアクセス可能な場合)。

*4 Application Programming Interface。複数の異なるアプリケーションやシステムをつなぎ、情報のやりとりを可能とする手法。

3. 各業界のデータ構成の特性を熟知したスタッフが伴走し、運用をサポート

各業界の保有データの特性を熟知したスタッフが、ユーザー企業ごとの状況を踏まえプランニングから導入後の活用まで伴走してサポート。これまで有効利用できていなかった社内の未整理データ(非構造化データ)を、知の共有財として活用できるよう支援します。

厚生労働省「令和4年度 能力開発基本調査」では、国内の企業・事業所と労働者の能力開発の実態について、「能力開発や人材育成に関する問題がある」と回答する事業所が80.2%に上っています1)。問題点の内訳(複数回答)としては、「指導する人材が不足している」が58.5%で最多、次いで「人材育成しても辞めてしまう」50.8%、「人材育成を行う時間がない」45.3%、などの回答が多く、効果的な知見・技術の伝承に苦慮している実情がうかがえます1)。匠KIBIT零は、熟練者個人の暗黙知や属人化されているナレッジを、企業の財産として蓄積共有し、生産性向上や事業永続性の確保に貢献します。

1) 厚生労働省:令和4年度 能力開発基本調査, 調査結果の概要, 2023年6月30日公表, https://www.mhlw.go.jp/content/11801500/001111383.pdf

■FRONTEOについて URL: https://www.fronteo.com/

FRONTEOは、自社開発AIエンジン「KIBIT(キビット)」を用いた多様なAIソリューションとサービスを提供するデータ解析企業です。「記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、情報社会のフェアネスを実現する」ことを理念とし、膨大な量のテキストデータや複雑なネットワークの中から意味のある重要な情報を抽出して、エキスパートの高度な判断を支援する自然言語処理ならびにネットワーク解析技術を強みとしています。リーガルテックAI、ビジネスインテリジェンス、ライフサイエンスAI、経済安全保障の各領域で事業を展開し、さまざまな企業の課題や社会課題の解決に貢献しています。2003年8月創業、2007年6月26日東証マザーズ(現:東証グロース)上場。日本、米国、韓国、台湾で事業を展開。第一種医療機器製造販売業許可取得、管理医療機器販売業届出。資本金3,042,317千円(2023年3月31日時点)。

※FRONTEO、KIBITはFRONTEOの日本における登録商標です。

引用

FRONTEO、企業の技能伝承を支援するKIBIT版RAG搭載AIシステム「匠KIBIT零」をリリース
株式会社FRONTEOのプレスリリース(2024年3月28日 15時00分)FRONTEO、企業の技能伝承を支援するKIBIT版RAG搭載AIシステム「匠KIBIT零」をリリース

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