ChatGPTのデータ分析機能が進化: リアルタイムでテーブル操作とクラウド連携が可能に

OpenAIは5月17日、ChatGPTのデータ分析機能に関する新たな改善を発表しました。
今回の改善点としてGoogle DriveやMicrosoft OneDriveから直接ファイルをアップロードし、テーブルやチャートを拡張表示で操作できるようになります。
追加される機能は次の3点です。

  • GoogleドライブやMicrosoft OneDriveから最新のファイルバージョンを直接アップロード
  • 新しい拡張ビューでテーブルやチャートと対話
  • プレゼンテーションや文書用にチャートをカスタマイズしてダウンロード

これらの新機能により、ユーザーはデスクトップにファイルをダウンロードしてからChatGPTにアップロードする手間を省き、Google DriveやMicrosoft OneDriveから直接さまざまなファイルタイプを追加できるようになりました。
これにより、ChatGPTはGoogleスプレッドシート、ドキュメント、スライド、Microsoft Excel、Word、およびPowerPointファイルをより簡単に扱えるようになります。

また、データセットを追加すると、ChatGPTはインタラクティブなテーブルを作成し、フルスクリーンビューに展開して、分析中に更新するができます。
特定の領域をクリックしてフォローアップの質問をするか、ChatGPTで提案されているプロンプトから選択して分析を詳しく調べることも可能です。
たとえば、ChatGPTに毎月の経費のスプレッドシートを組み合わせて、経費タイプに分類されたピボットテーブルを作成するように依頼できます。

これらの改善は、ChatGPT Plus、Team、およびEnterpriseユーザーで、今後数週間以内に提供される予定です。

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