ChatGPTでGPT-4.1が利用可能に

OpenAIは2025年05月15日、従来API経由でしか利用できなかったAIモデル「GPT-4.1」をChatGPT上で直接利用可能にしたことを発表した。このモデルは、特にコーディングや指示に従ったタスク実行において高い能力を発揮し、既存の「o3」や「o4-mini」モデルに代わる高速な選択肢として提供される。

GPT-4.1は、従来モデルと比較して処理速度が大幅に向上しており、日常的なコーディング作業において迅速で効率的な作業支援を可能にする。今回のリリースでは、さらにコンパクト版である「GPT-4.1 mini」も同時に導入され、全ユーザーに向けて「GPT-4o mini」の後継として提供される。

利用者の種類によって導入時期が異なり、「Plus」「Pro」「Team」プランのユーザーは既にモデル選択画面の「more models」ドロップダウンからGPT-4.1を利用可能。一方、「Enterprise」「Edu」ユーザーには今後数週間のうちに順次提供される予定である。

これらの新モデルはOpenAIの標準安全評価をクリアしており、詳細な評価結果は新たに公開された「Safety Evaluations Hub」で確認できる。こうした安全性と性能の両立が評価され、多様なユーザーニーズに対応可能なモデルとして注目を集めている。

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