- すべてのBoxユーザーがAdobe Expressをデフォルトの画像編集ツールとして、Box上でビジュアルコンテンツを直接制作・編集することができるようになり、Boxのインテリジェントコンテンツ管理ソリューションがさらに向上
- Firefly AIを搭載したAdobe Expressの機能は、商用利用のために安全に設計されているため、企業は安心して使用することが可能に
- アドビとBoxは、将来的にAIとビデオ編集機能を追加提供することも発表
インテリジェントコンテンツ管理 (ICM) プラットフォームのリーディングカンパニーであるBox, Inc. (NYSE:BOX) とアドビ (NASDAQ:ADBE)は、本日、企業におけるデジタルメディアが管理され、制作され、共有される方法について再定義するために協業することを発表しました。Adobe ExpressはBoxのデフォルトの画像編集となり、すべてのBoxユーザーはBoxのセキュアなプラットフォームから離れることなく、より魅力的なコンテンツを簡単に作成することが可能になります。Adobe Expressは、業界をリードするアドビのクリエイティブツールの最高峰を誰もが使えるアプリにしたものです。Adobe Firefly生成AIモデルを搭載したAdobe Expressの機能は、ビジネス向けに安全に設計されているため、企業は安心して幅広く導入することができます。
Adobe Expressとの連携で利用できるようになる新しい機能により、Boxの顧客企業は、何百万人もの個人やチームが業務に必要なコンテンツを迅速かつ簡単に作成できるようになります。BoxにAdobe Expressを連携することで、マーケティング担当者は次のキャンペーン用に画像を編集したり、人事チームは魅力的なトレーニングコンテンツをカスタマイズできたり、営業チームは次の商談のためにインパクトのあるコンテンツを開発できます。これらはすべてセキュアなBoxワークフロー内で実行でき、Boxのインテリジェントコンテンツ管理ソリューションの強化につながっています。
Boxの共同創業者兼CEOであるアーロン・レヴィ(Aaron Levie)は、次のように述べています。
「企業が生成するコンテンツの量が増える中、BoxはセキュアなエコシステムでAIを活用し、コラボレーションの促進、コンテンツの乱立の抑制、リスク管理を行っています。この度、Adobe Expressと連携し、商用としても安全な世界最高のクリエイティブツールとAIを搭載したソリューションを企業に提供できることをうれしく思います。Boxのすべてのお客様そしてユーザーが、単一の安全なインテリジェントコンテンツ管理プラットフォームでデジタルメディアを簡単に作成、コラボレーション、そして安全に管理できるようになります。」
Adobe Expressおよび Creative Cloud Services担当シニアバイスプレジデントであるゴビンド・バラクリシュナン(Govind Balakrishnan)氏は、次のように述べています。
「今日、どの企業も、増え続ける社内外のチャネルでオーディエンスを惹きつけるために、より多くのコンテンツを作成しなければならないというプレッシャーを感じています。Adobe ExpressをBoxに直接連携することで、企業間のギャップを解消し、直感的で世界トップクラスのクリエイティブツールと信頼できるAIによって、数百万人以上のビジネスユーザーが業務を遂行できるよう支援します。」
Alnylam Pharmaceuticals、Axiom Space、BBC Studios、ブリガムヤング大学、ByteDance、FANATICS、ライオンズゲート、ペンギン・ランダムハウスなど、何千もの両社の顧客企業が、すでにアドビを使ってBoxでコンテンツを作り出しています。
Box上でAdobe Expressが利用可能に
Boxとアドビは、Boxのセキュアでインテリジェントなコンテンツ管理プラットフォームを離れることなく、生産性と創造性を高めるシームレスなソリューションを提供します。この連携により、数百万人のBoxユーザーが、Boxのセキュアなワークフロー内で直接Adobe Expressを使用して画像を編集できるようになります。
Adobe Expressの直感的な編集と生成AIの機能を利用することで、Boxユーザーは以下の作業ができます。
- 瞬時にトリミングやサイズ変更、フィルター適用、透明度の調整
- 散乱したオブジェクトや背景の除去
- Adobe Express のFirefly機能を使い、シンプルなテキストプロンプトでオブジェクトや人の追加や置き換えを行う
- 自動で安全にコンテンツをBoxに保存し、Boxがファイルを保存・管理するための安全なコンテンツレイヤーであり続けることを保証
さらに、Boxとアドビは、Boxユーザーがさらに多くの機能を利用できるようにする以下のようなワークフローを開発しています。
- Adobe ExpressとFirefly AIを使用して、ビジュアルを描写したり、参照画像を使用して、スタイル、サイズ、フォーマットを調整することで、直接Box内で新しい画像を生成する
- Adobe Expressを使用して、動画のトリミングやGIFへの変換、キャプションの追加など、Boxで動画ファイルを編集する
Boxとアドビのこれまでの協業
Boxとアドビは過去10年にわたり強固なパートナーシップを築いており、Boxのプラットフォーム内にアドビのドキュメントツールやクリエイティブツールを連携することで、企業の生産性やクリエイティビティを高めてきました。本日発表した提携により、BoxとアドビはAdobe Document Cloud、Adobe Experience Cloud、Adobe Creative Cloudの各製品と連携を実現しています。
このパートナーシップにより、アドビとBoxの顧客はコンテンツの制作、編集、公開にお気に入りのアプリを利用し、安全かつシームレスに業務を行うことが容易にできるようになります。
- Adobe AcrobatとAdobe Acrobat Readerの統合による、BoxでのPDFファイルの表示、編集、管理
- Adobe MarketoからBoxファイルにアクセスし、Box App Centerのアプリケーションを使用してAdobe WorkfrontとBox間でファイルを同期
- Box DriveとBox Toolsを使用して、Adobe Illustrator、Adobe InDesign、その他のAdobe Creative CloudデスクトップアプリのクリエイティブコンテンツをBoxで管理および保存
価格と提供時期
本日より、Adobe Express連携の一般提供をBoxのエンタープライズ顧客向けに開始します。顧客のインスタンスが更新されると、ユーザーは追加料金なしで、Adobe Expressプランにサインアップする必要もなく、Box 内で直接 Adobe Expressの画像編集機能にアクセスできるようになります。詳しくはBoxとアドビのブログ記事をご参照ください。
アドビについて
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとしてしています。アドビに関する詳細な情報は、webサイト( https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html )をご覧ください。
Boxについて
インテリジェントコンテンツ管理(ICM)プラットフォームのリーディングカンパニーであるBox (NYSE: BOX)は、企業のコラボレーション促進や、コンテンツのライフサイクル全体の管理、重要なコンテンツの保護、そしてエンタープライズAIによるビジネスワークフローの変革を実現することを目指しています。2005年に米国で設立され、アストラゼネカ、JLL、モルガン・スタンレーなどを含む大手グローバル企業や日本では約19,000社および日経225の76%の企業の業務効率化を支援しています。
Boxは、カリフォルニア州レッドウッドシティーに本社を置き、米国、ヨーロッパ、アジアに拠点を持っています。また、Box.orgでは、非営利団体のミッション実現を支援するために多様な活動を行っています。
株式会社 Box Japan は2013年に設立された日本法人です。日本国内の情報については、下記のサイト「Box Square」で随時更新しています。
https://www.boxsquare.jp
*本プレスリリースは、米国カリフォルニア州で現地時間2024年12月10日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。
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