GEAR.indigoとは?
GEAR.indigoは、自然言語を活用したAI駆動の開発プラットフォームです。
プロジェクトの初期段階から完成までのプロセスを効率化することを目的とし、工数・コストの見積もり、ドキュメント生成、ソースコード生成、リバースエンジニアリングなどの幅広い機能を提供します。
GEAR.indigoの主な特徴と機能
GEAR.indigoの主な特徴と機能は次のようになります。
1. 見積もり作成
簡単なテキストや企画書、画像ファイルから機能一覧・画面一覧を生成し、プロジェクトの工数やコスト見積もりを作成します。
見積もり内容は調整可能で、詳細な要件に基づいた精緻な見積もりを提供します。
2. 開発ドキュメント生成
要件定義書や設計書を短時間で自動生成します。特にウォーターフォール開発に必要な項目を網羅し、一貫性を保った高品質なドキュメントが数分で完成します。
生成されたドキュメントはクラウド上で編集可能で、WordやExcel形式でのダウンロードにも対応しています。
3. ソースコード生成
生成したドキュメントを基に、Next.js(フロントエンド・バックエンド)やSupabase(データベース)を活用したソースコードを自動生成します。
コードはGitHubリポジトリに直接格納され、その後の実装や修正もスムーズに行えます。
4. リバースエンジニアリング
GitHubリポジトリ内の既存ソースコードを解析し、設計書を生成します。
システム概要やER図、画面一覧、シーケンス図など、全体像から詳細までを網羅したドキュメントを提供します。
GEAR.indigoの料金
GEAR.indigoは目的や用途に合わせて以下の4つの料金プランが用意されています。
プラン | 料金/月 | 特徴 |
---|---|---|
Free | $0 | 初回登録時20クレジット付与。最大5プロジェクト作成可能。 |
Basic | $14.99 | 月100クレジット付与。最大30プロジェクト作成可能。 |
Pro | $29.99 | 月200クレジット付与。最大100プロジェクト作成可能。 |
エンタープライズ版(セルフホスト、SSO認証、権限管理対応)も近日提供予定です。
GEAR.indigoの使い方
最初に次のURLにアクセスします。
トップのエンターキーようなアイコンをクリックしてください。
※要件やアイデアの入力はあとから入力します。
Googleアカウントまたはメールアドレスでサインインできます。
次の4ステップで、システムを構築できます。
Step1 要件定義
今回は在庫管理アプリを想定してアプリを作成してみます。
内容を入力して「生成」をクリックします。
次のように要件定義に必要な資料一覧が生成されます。
例として機能要件一覧を選択すると、次のように機能一覧が生成されています。
資料は編集可能で、Excel形式でのエクスポートも対応しています。
次に基本設計に進みます。
Step2 基本設計
前ステップのプロジェクトデータがそのまま利用されるので、今回はプロンプトを入力せずにそのまま「生成」をクリックします。
次のように設計に必要な資料一覧が生成されます。
例として「画面UI」を選択すると、色や幅の情報を含むUI設計を確認・編集が可能です。
次に詳細設計に進みます。
Step3 詳細設計
Step3 詳細設計
残りの設計資料が生成されます。
例としてシーケンス図選択すると、次のようにシーケンス図の確認・編集が可能です。
最後にソースコードを生成します。
Step4 ソースコード
ただし今回は無料プランですのでクレジット不足で生成出来ませんでした。
おわりに
今回は「GEAR.indigo」について紹介しました。
無料プランではソースコードの生成までは体験できませんでしたが、要件定義書や設計書の自動生成だけでも、その可能性を十分に感じられるプロダクトです。
特に、システム開発の上流工程において、従来手作業で行っていたドキュメント作成や見積もり作業を劇的に効率化できる点は大きな魅力です。
無料プランでも十分にその可能性を体験できるため、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。