無料で使えるローカルAIアプリケーション「Microcosm」を10月末に提供開始。CEATEC 2024にてデモを出展
生成AI・Web3開発事業を手掛ける株式会社ナンバーワンソリューションズ(所在地:東京都目黒区、代表取締役:面来哲雄、以下「弊社」)は、ローカルLLMをPCで簡単に活用できるローカルAI「Microcosm(マイクロコズム)」を開発中で、ベータ版を10月末に提供開始する予定です。
「Microcosm」は、セキュリティ強化が求められる時代に適したローカルAIアプリケーションであり、企業の機密データを外部に出さずに、高度な生成AIシステムを自社内で構築・運用できるよう設計しています。2024年10月15日から幕張メッセで開催する「CEATEC 2024」に同システムのデモを出展します。
■生成AI市場規模と日本政府の取り組み
一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が発表したデータによると、日本国内の生成AI市場は、2023年時点で1,188億円の需要があり、年平均47.2%の成長率を維持する見込みです。この成長率が続けば、2030年には市場規模が約1兆7,774億円に達し、2023年の約15倍に拡大する見通しです。
この急成長を牽引しているのは、テキストから画像や動画を生成する技術の進化、業務プロセスの自動化、リモートモニタリングなど、様々なワークフローの近代化に対する需要の増加です。生成AIは、産業全体での効率化を促進し、AIサーバーやインフラへの投資を加速させるため、今後も市場規模の拡大が見込まれます。
政府も生成AI関連に注力しており、内閣府の第5回AI戦略会議では、令和6年度概算要求においてAI関連予算を前年度比約44%増の約1,640.9億円としました。特に生成AI関連予算は約728億円となっており、生成AI開発への強い意欲を示しています。
■Microcosmの特徴
弊社のMicrocosmは次の4つの特徴があります。
- 軽量のローカルシステム
アプリケーションをダウンロードするだけで、簡単にローカルLLMをPCで使うことができます。 - 高いセキュリティ性Microcosmは、社内専用の生成AIシステムをローカル環境で構築するため、クラウド型AIシステムに見られるデータ流出リスクを完全に排除します。企業の機密情報を外部に出すことなく、安全かつ効率的にAIを活用できる点が大きな特徴です。
- 選択できるLLMが豊富Microcosmでは、Meta社のLlama 3.2やマイクロソフト社のphi-3など、企業のニーズに合わせたLLM(大規模言語モデル)を提案することが可能です。システムのスケーラビリティによって、最適なLLMを選定し、効率的なAI運用をサポートします。
- プロンプト、RAGの設定も可能LLMを使うときに必要なプロンプトやRAG※の設定をすることができます。毎回プロンプトを入力する手間がなくなり、RAGを活用することで、自社の情報をもとにドキュメント作成やデータ分析が可能になります。(検索拡張生成)のことで、社内情報や最新データを活用し、LLMの回答の正確性と信頼性を向上させることができる
■CEATECでMicrocosmを展示
2024年10月15日~18日まで幕張メッセで開催する「CEATEC 2024」に弊社のMicrocosmのデモを出展します。ブースでは、Microcosmを体験することができます。また、弊社のブースでは、AIバーチャルヒューマンの「i.human(アイヒューマン)」も出展します。
【株式会社ナンバーワンソリューションズについて】
会社名 :株式会社ナンバーワンソリューションズ
本社所在地 :〒153-0043 東京都目黒区東山3-15-1出光池尻ビル7F
代表取締役 :面来哲雄(おもらい・てつお)
設立 :2002年7月
資本金 :5,000万円
連絡先 :TEL .03-6412-8470 FAX .03-6412-8471
URL :https://no1s.biz
事業内容 :生成AIシステム開発、Web3システム開発
■本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
株式会社ナンバーワンソリューションズ 広報担当:堂本健司
TEL 050-3144-4034 / Email press@no1s.biz
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