株式会社FIXER(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:松岡 清⼀、以下FIXER)は、このたび、OpenAI社が5月14日に発表した、大規模言語モデル(LLM)「GPT-4o(omni)」をエンタープライズ向け生成AIプラットフォーム「GaiXer(ガイザー)」に搭載したことをお知らせいたします。
当社では最先端の大規模言語モデル(LLM)をGaiXerに迅速に搭載することで、その機能を大きく進化させてきました。
これまで、OpenAI社のGPT-3.5、GPT-4、GPT-4 Turboや、Anthropic社のClaude 2、Claude 2.1、Claude 3 Haiku(ハイク)、Claude 3 Sonnet(ソネット)、Claude 3 Opus(オーパス)さらにはMeta社のLlama 2(ラマツー)、東京工業大学および産業技術総合研究所による Swallow、NTTのtsuzumiなど、国内外の高性能のLLMを積極的に採用してきました。これらの優れたLLMを自社の生成AIプラットフォームに搭載することで、より高度な文章生成、質問応答などが可能になり、ユーザーにとって優れた体験を提供することができるようになりました。
本搭載は、5月17日より提供を開始しており、ユーザーはGaiXerのユーザー画面より「OpenAI GPT-4o」を選択することで利用できるようになります。
GaiXerは、複数のLLMを選択することができ、主要かつ最新のLLMの「いいとこどり」が可能なサービスです。今後もAIの最新技術を積極的に取り入れ、より効率的かつ効果的な生成AIの活用を支援してまいります。
FIXERは、創業以来培ってきたAIやクラウドに関する知見を活かし、お客様により高度な生成AIプラットフォームを提供し、ビジネスの革新とDXの実現に貢献してまいります。
■エンタープライズ向け生成型AIサービス 「GaiXer (ガイザー)」について
GaiXerはChatGPT等に代表される生成AI技術を活用した行政・企業向けサービスです。日々進化する大規模言語モデル(LLM)をメニューから選択して実行、結果を比較することで最適なモデルを選択できることが特徴で、Azure OpenAI Serviceを軸に開発し、データ保護機能、アクセス制御機能を通じ安全にご利用いただけるセキュリティを備えています。
業種別のテンプレートを活用したプロンプト作成支援や、ファイル、Webサイト、社内マニュアルの学習に基づく高品質な回答生成が可能で、対話形式でプロンプトが生成できるテンプレート機能もあり、利用初日から高い生成品質を得ることが可能です。加えて、クラウド上の様々なサービスと結合することで、カスタマーサポート支援や文書作成業務の効率化など、さまざまな分野での活用を可能としています。
■ 株式会社FIXERについて
FIXERはクラウド黎明期に創業したクラウドネイティブカンパニーです。
当社はクラウド基盤である「Microsoft Azure」が本格的にサービスを開始する前の2009年に創業。2010年の正式サービス開始と同時にエンタープライズシステムのクラウド化をプライムとして引き受け、日本におけるクラウドの黎明期からAzure普及の一翼を担ってきました。政府がクラウドを行政システムの第1選択とする「クラウド・バイ・デフォルト原則」を示した2018年以降、エンタープライズシステムのクラウド環境へのリフト(移行)&シフト(進化)のニーズは、ますます高まっています。こうした中、FIXERがこれまで培ってきたクラウドネイティブなテクノロジーで日本のDXを加速させることが、我々のミッションであると考えています。
会社名:株式会社FIXER
代表者:代表取締役社長 松岡 清一
所在地:東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館 最上階
Webサイト:https://www.fixer.co.jp/
※Microsoft、Azure、Azure OpenAI Serviceは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※GPT-4oは米国OpenAI社の商標または登録商標です。
※その他記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
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