OpenAIは2024年1月25日、新しい埋め込みモデル、改良されたGPT-4 Turbo、そしてGPT-3.5 Turboの価格改定などの最新情報を発表しました。
内容としては次の5つになります。
- 2つの新しい埋め込みモデル
- GPT-3.5 Turboプレビューモデルのアップデート
- GPT-4 Turboプレビューモデルのアップデート
- テキストモデレーションモデル
- APIキーの管理方法
1.新しい埋め込みモデル
- text-embedding-3-small
前モデル「text-embedding-ada-002」よりも大幅に効率的な新しい埋め込みモデル。
価格が1kトークンあたりの価格が0.0001ドルから0.00002ドルと1/5に。
- text-embedding-3-large
最大3072次元までの埋め込みを作成する新しい次世代の大型埋め込みモデル。
価格は1kトークンあたりの価格が0.00013ドル
2.GPT-3.5 Turboプレビューモデルのアップデート
応答制度の向上やバグ修正を行った新しいGPT-3.5 Turboモデル「gpt-3.5-turbo-0125」がリリース。
新モデルの入力価格は50%削減され、1Kトークンあたり0.0005ドルに、出力価格は25%削減され、1Kトークンあたり0.0015ドルに。
3.GPT-4 Turboプレビューモデルのアップデート
コード生成能力の向上やタスクを処理しない問題、及びその他バグ修正に対応した「gpt-4-0125-preview」をリリース。
また今後数ヶ月以内に、アップデートされたGPT-4 TurboをChatGPTにも導入予定。
4.テキストモデレーションモデル
開発者が潜在的に有害なテキストを特定できる無料のモデレーションモデル「text-moderation-007」をリリース。
5.APIキーの管理方法
APIキーのページからAPIキーに権限を割り当てることができるように、権限設定やエンドポイントのアクセス許可の設定ができるように。
使用状況ダッシュボードと使用状況エクスポート機能がリリース。
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