2023年12月13日にGoogleは同社の最新のAIモデルである「Gemini Pro」のAPIを公開しました。
Gemini ProのAPIは本日(12月13日)から利用可能で、来年初頭に予定している本リリースまでは無料で利用できます。
主要な内容は以下のようになります。
- Gemini Proは、同サイズの他のモデルを上回る性能を持つ。
- 最初のバージョンには、テキスト用の32Kコンテキストウィンドウが備わっており、将来的にはより大きなコンテキストウィンドウが提供される予定です。
- 現在、一定の制限内(1分間に60リクエスト)で無料で使用可能で、その後は入力が0.00025ドル/1000文字、0.0025ドル/1画像。出力が0.0005ドル/1000文字を予定。
- 世界中の180か国以上の38言語をサポート。
- テキスト入力とテキスト出力のみをサポートした「Gemini Pro」と、テキストと画像の入力とテキスト出力に対応した「Gemini Pro Visionマルチモーダルエンドポイント」の2種類を提供
- Python、Android (Kotlin)、Node.js、Swift、JavaScriptなど、幅広いプログラミング言語をサポートするSDKが利用可能。
- Google AI StudioまたはGoogle CloudのVertex AIから利用可能。
- Vertex AIではGeminiをカスタマイズし、エンタープライズセキュリティ、プライバシー、データガバナンス、コンプライアンスのためのGoogle Cloudの追加機能を活用可能。
- 関数呼び出し(Function Calling)、埋め込み(Embeddings)、意味的検索(Semantic Retrieval)とカスタム知識の基盤(Custom Knowledge Grounding)カスタム知識の基盤、チャット機能をサポート
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