OpenAIは2023年8月28日に、エンタープライズ向けの新しいAIアシスタント、ChatGPT Enterpriseを発表しました。
これにより、OpenAIは「私たちは、AIが働く生活のあらゆる側面をサポートし、向上させ、チームをより創造的で生産的にすることができると信じています。」としています。
またChatGPTのローンチからわずか9ヶ月で、Fortune 500の企業の80%以上でChatGPTが採用されていると発表しました。
目次
ChatGPT Enterpriseの概要
ChatGPT Enterpriseは従来の機能に加え、以下の機能を提供します。
エンタープライズ級のセキュリティとプライバシー
- 顧客のプロンプトや企業データはOpenAIモデルのトレーニングに使用しない。
- 保存中のデータ暗号化(AES 256)および転送中のデータ暗号化(TLS 1.2+)
- SOC 2認証済み
大規模ユーザーのための機能
- 一括メンバー管理付きの管理コンソール
- SSO(シングルサインオン)
- ドメイン確認
- 利用状況を監視できる分析ダッシュボード
これまでで最も強力なChatGPT
- GPT-4への無制限アクセス(使用制限なし)
- GPT-4の高速パフォーマンス(最大2倍速)
- 高度なデータ分析への無制限アクセス(Code Interpreterと同等の機能)
- 4倍長い入力、ファイル、またはフォローアップのための32kトークンコンテキストウィンドウ
- 企業の共同作業と一般的なワークフローを構築するための共有可能なチャットテンプレート
- 組織にOpenAIを完全にカスタムソリューションとして拡張する必要がある場合、APIを使用するための無料クレジット提供
ChatGPT Enterpriseの申し込み方法
ChatGPT Enterpriseを利用するには、以下の申し込みページから必要な情報を入力する必要があります。