OpenAIは2023年8月4日に、ChatGPTのユーザー体験を向上させる小規模な改善を来週中に配信すると発表しました。
内容は次の6つになります。
- プロンプトの例示:新規チャットの開始時には、ユーザーがスムーズに始められるように、具体的な例示を提供いたします。これにより、白紙の状態からのスタートが容易になります。
- 提案型の返答:ユーザーのクリックにより、より深い対話が可能となります。ChatGPTは、会話を続けるための関連性のある提案を行います。
- GPT-4のデフォルト化:Plusユーザーとして新規チャットを開始する際、ChatGPTはユーザーが以前に選択したモデルを記憶します。これにより、GPT-3.5へのデフォルト戻りがなくなります。
- 複数ファイルのアップロード:ユーザーは、ChatGPTに対して複数のファイルを分析し、洞察を生成するように要請することが可能となります。この機能は、全てのPlusユーザーに対してCode Interpreterベータ版として提供されます。
- ログイン状態の維持:2週間ごとの自動ログアウトはなくなります。ログインが必要な場合には、よりユーザーフレンドリーなページが表示されます。
- キーボードショートカット:⌘(Ctrl)+ Shift + ; などのショートカットを使用することで、作業効率を向上させることが可能となります。これは最後のコードブロックをコピーするためのものです。全てのショートカットリストを見るには、⌘(Ctrl)+ / を試してみてください。