Anthropic Claude Sonnet 4.5公開、エージェント強化

2025年09月30日に、Anthropicは大規模モデル「Claude Sonnet 4.5」を公開した。
コード生成、複雑なエージェント構築、PC操作で性能を大きく伸ばし、価格はSonnet 4と同じ$3/$15(入力/出力・百万トークン)。APIではモデル名「claude-sonnet-4-5」で即日利用できる。

同社は“実務で動く自律化”の需要を背景に、長時間タスクでの安定性を重視。現場観測で30時間超の連続作業を確認し、OSWorldは61.4%へと大幅改善。実務的なコード修正を測るSWE-bench Verifiedでも77.2%(高計算で82.0%)を記録したという。

機能面では開発環境「Claude Code」に、進捗を即座に巻き戻せるチェックポイント、刷新されたターミナルUI、ネイティブのVS Code拡張を追加。
APIにはコンテキスト編集とメモリ機能を導入し、長時間・高複雑度のエージェント運用を支える。
アプリ版は対話内でのコード実行やスプレッドシート/スライド/文書の生成に対応し、Chrome拡張もMax待機ユーザーから提供開始。
あわせて社内基盤を一般開放した「Claude Agent SDK」も提供する。

安全面ではASL-3の保護下で運用し、追従的姿勢や欺瞞、権限逸脱、プロンプトインジェクションへの耐性を強化。誤検知を減らす分類器の改良も継続する。
導入は既存ワークフローへの“差し替え”が基本で、設計→実装→検証の長尺ループ自動化を後押しする見通しだ。

引用

クロードソネット4.5の紹介 \ Anthropic

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