NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊東 匡)は、ネットワークトラフィック可視化・分析システム「@FlowInspector®(アットフローインスペクター)」シリーズのひとつとして、「@FlowInspector mini(アットフローインスペクター ミニ)」(以下:本製品)を2025年6月2日(月)から販売開始します。
NTT-ATは、2025年6月11日(水)~13日(金)に幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2025」に本製品を展示し、同展示会のネットワークを構築する「ShowNet」プロジェクトにも参画します。
1. @FlowInspector miniとは
ネットワークトラフィック可視化・分析システム「@FlowInspector」シリーズにおいて、生成AIを活用することでネットワークの問題解析を容易にする、小型・軽量・安価な製品です。
ネットワーク運用に日々お困りの運用者の方が、生成AIを活用した本製品を使うことでネットワークの問題解析を容易に行うことが可能となり、問題解析時間を短縮することができます。
2. 特長
(1)生成AIを活用してネットワークの問題解析を支援
本製品は、ミラートラフィック*1を常時、収集・加工して、問題解析に必要な情報をパケットログとして@FlowInspecror miniの中に保存します。
ネットワーク運用者が、問題の発生した時間帯や解析したいキーワードを用いて自然言語で「トラブル解析依頼」を行うと、本製品は「トラブル原因の推定や対応策(解析レポート)」を提案します。これにより、ネットワーク運用者は迅速にトラブル原因を推定できるため、問題解析時間を短縮することができます。

(2)設置したい場所に簡単に設置可能
小型・軽量の特長を活かすことで、常時監視時や問題発生時に設置したい場所に簡単に設置できます。
(3)安価
容易に導入していただけるよう従来のネットワーク監視製品に比べて低価格でご提供します。
3. トラブル解析例
2025年4月12日~13日の間に問題が発生したとみられるDNS通信について、ネットワーク運用者がトラブル解析依頼を行い、本製品が「トラブル原因の推定や対応策(解析レポート)」を提案した例(一部)です。
【ネットワーク運用者からのトラブル解析依頼】

【本製品による「トラブル原因の推定や対応策(解析レポート)」提案】

4. おすすめのお客さま
本製品は、中小規模ネットワークを効率的に運用したいお客さまや、ネットワーク監視製品を複数拠点に設置して問題がどこで発生しているかを早期に明らかにしたいお客さまに最適です。
・中小規模ネットワークを運用されている企業さま
・小学校・中学校・高等学校・大学などの教育機関さま
・支店・監視対象機器が多い企業さま
など
5. 販売開始
2025年6月2日(月)
本製品に関する詳細(お見積りや製品デモなど)については、下記「お問い合わせ先」までご連絡ください。
6. 販売価格
お問い合わせください。
7. @FlowInspectorシリーズ
@FlowInspectorは、ネットワークの状態を可視化するアプライアンス製品です。ネットワークの規模や用途に応じて、mini・BASIC・10G・100Gのラインナップをご用意しています。

8. 展示会出展情報(予定)
NTT-ATは、本製品を以下の展示会に出展予定です。
(1)「Interop Tokyo 2025」
開催日程:2025年6月11日(水)~13日(金)
開催場所:幕張メッセ
出展情報:https://www.ntt-at.co.jp/eventseminar/event/2025/detail/e_20250611/
(2)「JANOG56 Meeting in Matsue」
開催日程:2025年7月30日(水)~8月1日(金)
開催場所:島根県立産業交流会館 くにびきメッセ
公式サイト:https://www.janog.gr.jp/meeting/janog56/
*1 ミラートラフィック:監視のために、通信内容を複製したトラフィック。
※ 本文中に記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
※ 掲載のデータは発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。
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