生成AIとIoTのチカラであらゆる“現場”のDXを進めるソリューションを提供するMODE, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンマテオ、CEO:上田 学、以下、MODE)は、2024年5月1日より正式版をリリースした「BizStack Assistant」の情報ソースの明示機能を追加しましたのでお知らせします。機能は2024年6月11日より、順次お使いいただけます。
追加機能の概要
BizStack Assistant は、以下の3つのデータソースを参照して回答しています。
– 機器やセンサー等 IoT 機器からのデータ取得: Entity メトリクス取得
– 各企業毎の業務知識の取得: Knowledge Base の検索
– 大規模言語モデル(LLM)の持つ一般的な知識
今回のアップデートは、BizStack Assistant の回答がどのデータソースを参照したものであるかを明示するようになりました。
Entity メトリクスのデータや Knowledge Base のデータは正確ですが、大規模言語モデル(LLM)からの情報は正確性や最新性に欠ける可能性があるため、確認が必要であることをユーザーに促します。
ユーザーのメリット
企業が生成AIを導入する際に必ず懸念事項になる要因の1つとして、生成AIの幻覚症状(ハルシネーション)があります。人間からの質問に対して、事実ではないことを事実のように回答する生成AIの特徴です。人間からの質問に対する回答を知らない場合でも、なんらかのアウトプットをすることを優先するためです。
正しい答えを返しているかどうかは、人間側で判断する必要があります。経験の浅い新入社員の業務を場長が確認する作業に似ています。
そこで、生成AIの回答にデータソースを明示することで、BizStack Assistantの回答の裏付けを明確にし、人間側で、その回答の妥当性を判断できるようになりました。
MODEは、BizStack Assistantが多くの現場で実際に使用されることで改良を重ね続け、企業の現場DXの推進を強力にサポートいたします。
引用