営業DXサービス「Sansan」、デジタル名刺ソリューションを5月26日より提供開始

~名刺を“届ける”サービスへ領域を拡大、渡す名刺の価値を最大化〜

働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、営業DXサービス「Sansan」において、新たに「デジタル名刺ソリューション」の提供を開始することを発表します。創業以来、受け取った名刺の管理・活用を軸に市場を開拓してきたSansanが、名刺交換のあり方を変える新たなソリューションの提供を通じて事業領域を拡大し、営業DXの進化を加速させます。

 業務のデジタル化が進むなかでも、ビジネスの出会いにおいて欠かせない名刺は依然として紙が主流です。しかし、紙だけでの名刺交換には、紛失や破棄によって渡した名刺が十分に活用されないといった課題があります。デジタル名刺ソリューションは、デジタルデータで作成された名刺を、相手に確実に届ける新たなソリューションです。受け取った紙の名刺をSansanに登録するだけで、相手にデジタル名刺が自動送付される「デジタル名刺メール」と、紙もデジタル名刺もSansan上で作成・管理できる「デジタル名刺メーカー」を搭載しています。これまでの業務フローを変えることなく、確実に相手の手元に名刺情報を残せる仕組みを構築することで、ビジネスにおける機会損失を防ぎ、出会いが成果につながる環境づくりを後押しします。

■機能開発の背景

名刺は、ビジネスにおける出会いの場で今なお欠かせないツールです。特に営業活動において商談時に交換される名刺は、企業のビジネスを拡大する上で重要な役割を担っています。しかし、名刺はいまだに紙が主流であり、名刺忘れや名刺切れ、交換後の管理の煩雑さなど、渡す側・受け取る側の双方にとって課題が残っています。当社の調査では、名刺を受け取る機会が特に多い買い手の約6割が、受け取った名刺を「すぐに使える状態で管理できていない」と回答(※1)しており、渡した名刺の半数が活用されていない実態が判明しました。

このような中で、社外の連絡先をどのように探すかアンケート調査したところ、約7割が「メールボックス」と回答しています。しかし、名刺を渡す機会が多い営業担当者への調査では、日常的にフォローメールを送る人は4人に1人にとどまり、相手の元には「名刺もない」「メールもない」という状態が生まれていることが明らかになりました。名刺交換から半年以上後に、再びビジネスに発展するケースも多いなか、名刺交換した相手がいざ連絡しようと思っても、連絡先にたどりつけないという機会損失が発生しています。

こうした課題を解決し、社員が渡す名刺の価値を最大化することで機会損失を防ぎ、企業の収益最大化を後押しするため今回の新ソリューションを開発しました。

■機能概要

デジタル名刺は、はじめからデジタルで作成された名刺で、企業名や氏名、連絡先など一般的な紙の名刺と同様の情報が含まれています。デジタル名刺ソリューションは、紙の名刺と併用してデジタル名刺を活用することで、自分の名刺情報を確実に相手に届けることができるよう、以下2つの機能を備えています。

・デジタル名刺メール

デジタル名刺メールは、名刺交換で受け取った紙の名刺をSansanでスキャンするだけで、相手にデジタル名刺を自動送付できる機能です。受け取った名刺をスキャンし、Sansanがデータ化した翌日に、相手のメールアドレス宛に自分のデジタル名刺が自動で送信されます。

デジタル名刺メールには、企業名や氏名、連絡先といった紙名刺と同様の情報が掲載されており、メールマガジンのように情報量が多すぎることもなく、受信者にとって負担が少ないため、削除されるリスクを軽減しています。受け取った相手は、デジタル名刺メール上の「メールで連絡する」というボタンを押すだけで返信できるため、紙の名刺を見ながらメールアドレスを手入力する必要もなくなり、打ち間違えといった負担を軽減します。

・デジタル名刺メーカー

デジタル名刺メーカーは、社員一人ひとりに対して常に最新のデジタル名刺を作成・支給できる機能です。

自社の名刺デザインテンプレートをSansanに登録し、氏名・肩書き・連絡先といった情報を入力するだけで、名刺データが作成されます。作成した名刺データは、デジタル名刺として活用できるほか、紙の名刺として印刷発注も可能です。情報の登録や更新は管理画面で手入力できるほか、CSVで一括登録も可能なため、組織変更や役職変更といった情報の更新も容易に行えます。すべての名刺情報をSansan上で一元管理できるようになるため、管理・発注の手間が増えることなく、紙とデジタル名刺の双方を活用することが可能です。

また生成されたデジタル名刺は、SansanのスマートフォンアプリからQRコードでも表示できます。名刺交換の場で読み取ってもらうことで、相手のSansanや、スマートフォンの電話帳に直接連絡先を登録してもらうことも可能です。

■機能利用に関するお問い合わせ

Sansanプロダクトサイトより、電話・ウェブフォームで問い合わせ可能です。すでにSansanをご利用いただいているお客さまは、担当営業へお問い合わせください。

「デジタル名刺ソリューション」に関するお問い合わせページ:
https://jp.sansan.com/function/digital-meishi/

※1:Sansan株式会社「渡した“紙”名刺の活用実態調査」(2025年5月12日発表)
https://jp.corp-sansan.com/news/2025/0512.html

(以上)

■名刺管理から、収益を最大化する「Sansan」
Sansanは、名刺管理を超えた営業DXサービスです。名刺やメールといった接点から得られる情報を正確にデータ化し、全社で共有できるデータベースを構築します。あらかじめ搭載している100万件以上の企業情報や商談をはじめとする営業活動の情報も一元管理できるようにすることで、これまで気付けなかったビジネス機会を最大化し、売上の拡大を後押しします。また、名刺関連の業務や商談準備を効率化することで、社員一人ひとりの生産性を高め、コストの削減も可能にします。
https://jp.sansan.com/

■Sansan株式会社 会社概要

「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、AI契約データベース「Contract One」を国内外で提供しています。

設立:2007年6月11日

URL:https://jp.corp-sansan.com/
所在地:150-6228 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
資本金:71億30百万円(2025年2月28日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売

Sansan   https://jp.sansan.com/
Eight       https://8card.net/
Bill One  https://bill-one.com/
Contract One https://contract-one.com/

引用

プレスリリース・ニュースリリース...
営業DXサービス「Sansan」、デジタル名刺ソリューションを5月26日より提供開始 Sansan株式会社のプレスリリース(2025年5月26日 14時00分)営業DXサービス「Sansan」、デジタル名刺ソリューションを5月26日より提供開始
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この記事を書いた人

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