サイボウズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:青野慶久、以下サイボウズ)は、BizteX株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:嶋田光敏、以下BizteX)からBizteX ConnectのOEM提供を受け、2025年8月8日(金)より、cybozu.comのオプション機能として「連携コネクタ」のプレリリース版(β版)を無料で提供いたします。
kintone(キントーン)とiPaaS(Integration Platform as a Service)を合わせてご利用いただくことで、kintoneの「自ら作れる」範囲を広げ、ユーザーの利用用途の拡大や、パートナーによるソリューションの幅が広がることを期待します。

■「連携コネクタ」の提供に至った背景
kintoneの利用者が増えるなかで、kintone単体での利用にとどまらず、他のSaaS(Software as a Service)と連携してご利用いただくケースも増加しています。しかし他サービスとの連携には新たな開発が必要になる場合もあり、一定のハードルがある状況でした。こうした課題を踏まえ、サイボウズでは、他サービスともノーコードで連携可能なオプション機能の提供を検討してきました。
その中で、BizteXのBizteX Connectは、検討当時すでにkintone との併用実績も多くあり、ノーコードで他サービスとの連携ができる操作性はkintoneとの親和性が高く、OEM提供も可能であったことからcybozu.comのオプションとしてOEM提供するに至りました。
■プレリリース版「連携コネクタ」とは
プレリリース版「連携コネクタ」は、以下のサイボウズのクラウドサービスとMicrosoft 365をノーコードで連携するコネクタです。ラインナップは以下のとおりです。
- サイボウズのクラウドサービス
- kintone
- Garoon(クラウド版)
- Microsoft 365の主要サービス
- Outlook
- Excel Online
- Teams
- SharePoint
- OneDrive
これまで、カスタマイズやcsvファイルなどを使ってデータを相互連携していたケースでも、本オプションを使うことで簡単に連携でき、kintoneの活用用途を広げることができるようになります。
◆連携シナリオ例
連携例として、『商談登録時にOutlookの予定を作成しTeamsへ投稿する』ケースをご紹介します。
下記の図のようにkintoneとOutlookの連携コネクタを設定することで、 kintoneに商談予定を登録するだけで、Outlookの予定表作成を行い、商談担当者にTeamsで通知できます。

◆プレリリース版「連携コネクタ」の入手方法
プレリリース版は下記のサイトのフォームからお申し込みいただくことで、無料でお使いいただけます。
詳しくは下記のサイトをご参照ください。
https://page.cybozu.co.jp/-/connector
■「連携コネクタ」の今後の展開について
「連携コネクタ」は、プレリリース版をご利用いただいくユーザー企業、パートナー企業からのフィードバックを踏まえ、2026年中の正式リリースを目指します。
サイボウズは今後も、他サービスとのデータ連携を容易にすることで、kintoneやGaroonの利用用途が広がりやすくなること、パートナーのソリューションが増えることなど目指し、より多くのユーザー企業で業務改善やDX化が進むよう、さまざまな取り組みを進めてまいります。
■BizteX Connectとは
BizteXが提供する、SaaSを始めとした様々なシステムを連携し、ワークフローの自動化や一元化を可能にする国産のiPaaSです。プログラミング不要で簡単にアプリ連携が可能で、営業部門からマーケティング部門、人事・労務などの管理部門まで、幅広い部門の業務効率化を推進します。
公式サイト: https://service.biztex.co.jp/connect/
■kintoneとは
東証プライム上場企業の44%を含む、38,000社以上が利用しているサイボウズのノーコード・ローコードツール。ITの知識がなくても自社の業務に合わせたアプリを作成でき、日々変化する業務にあわせた改良も簡単に素早くできます。主な機能として「データベース+ワークフロー+コミュニケーション」の特性があり、顧客管理、出張申請、業務日報など幅広い用途で活用できるため、現場主導の継続的な業務改善を実現します。
製品サイト:https://kintone.cybozu.co.jp/
※商標・著作権表示に関する注記については、こちらをご参照ください。
https://cybozu.co.jp/logotypes/trademark
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