PowerAutomateでChatGPTを使う方法
今回はPowerAutomateで、ChatGPTを使う方法について解説していきます。
PowerAutomateとChatGPTを連携させることで、自動化されたワークフローにAIの力を取り入れることが可能になります。
これにより、日々の業務をより効率的に、かつスマートに進めることができます。
必要なもの
環境
Microsoft Windows 11 Home
Outlook
OneDrive
PowerAutomate(クラウドフロー) 有償版
※今回はPowerAutomateのクラウドフローの有償版を利用しています。
事前にChatGPTのAPIキーを取得して下さい。
APIキーの取得方法は下記から確認して下さい。
PowerAutomate設定
次にPowerAutomateの設定をしていきます。
今回はTeamsに投稿された内容をOpenAIのAPIを利用して要約する処理を実装していきます。
PowerAutomateにアクセスして「作成」をクリックして下さい。
![](https://biztechdx.com/wp-content/uploads/2023/07/540b68f592783a12a5eff2bdcfa819c1-1024x559.png)
「自動化したクラウドフロー」を選択してください。
![](https://biztechdx.com/wp-content/uploads/2023/07/PowerAutomate×ChatGPT1-1024x395.png)
フロー名を設定して下さい。
分かりやすい名前なら何でもよいですが、今回は「Teams要約」と入力します。
![](https://biztechdx.com/wp-content/uploads/2023/07/PowerAutomate×ChatGPT9.png)
「チャンネルに新しいメッセージが追加されたとき」を選択してください。
![](https://biztechdx.com/wp-content/uploads/2023/07/PowerAutomate×ChatGPT10.png)
「チーム」と「チャネル」を選択して下さい。
![](https://biztechdx.com/wp-content/uploads/2023/07/PowerAutomate×ChatGPT2.png)
次にChatGPT APIを利用して、メッセージを要約する処理を追加します。
![](https://biztechdx.com/wp-content/uploads/2023/07/PowerAutomate×ChatGPT3.png)
OpenAIで検索して「OpenAI GPT」を選択して下さい。
![](https://biztechdx.com/wp-content/uploads/2023/07/PowerAutomate×ChatGPT4.png)
「Get chat completions」を選択して下さい。
![](https://biztechdx.com/wp-content/uploads/2023/07/PowerAutomate×ChatGPT11.png)
APIキーの設定が求めるので、接続名とAPI Keyを設定して下さい。
接続名は分かりやすい名前であれば、何でも良いですが今回は「ChatGPTAPI」にして下さい
API Keyは以下のように入力してください。
“Bearer 半角スペース あなたのAPIキー”で入力して下さい。
具体的には「Bearer sk-xxxxxxxxxxxxx」になります。
![](https://biztechdx.com/wp-content/uploads/2023/07/PowerAutomate×ChatGPT12.png)
次に設定を進めていきます。
以下の内容のように設定して下さい。
![](https://biztechdx.com/wp-content/uploads/2023/07/PowerAutomate×ChatGPT5.png)
最後に新しいステップを選んで、「チャンネル内のメッセージで応答します」を選択して下さい。
下記のように設定して下さい。
![](https://biztechdx.com/wp-content/uploads/2023/07/PowerAutomate×ChatGPT7.png)
実行してみる
実際に、作ったPowerAutomateのフローを実行してみました。
PowerAutomateの説明を投稿すると、下記の文章を要約してくれました。
![](https://biztechdx.com/wp-content/uploads/2023/07/PowerAutomate×ChatGPT13.png)
以上で設定完了です。